FXは1万円程度の小額資金から取引をはじめられます。
なぜ、こんなに少ない元手で投資を始められるのか仕組みを解説します。
FXは正式には外国為替証拠金取引と言い、証拠金(保証金)を預けて為替取引の決済時に差金を受け取ったり支払ったりする差金取引を行います。
上図のように、米ドル円通貨ペアで為替が1米ドル=100円の時に買い、
1米ドル=101円の時に売ると1万円の収益を得られます。
米ドル普通預金や米ドルMMFでは、10,000ドル取引するには元手が10,000ドル=100万円必要ですが、FXにはレバレッジという仕組みがあり、元手(証拠金)の1倍から数百倍の外貨を取引できるのです。
レバレッジ 証拠金 取引外貨 1倍 100万円 10,000US$ 10倍 10万円 10,000US$ 25倍 4万円 10,000US$
(注)金融庁の規制により2011年8月1日からはレバレッジ最大25倍までに規制されました。
レバレッジ25倍を利用すると証拠金(元手)4万円で100万円分の外貨(10,000US$)を取引することができます。
少ない元手(証拠金)でFX取引するには、上記のようにレバレッジを高める方法の他に取引する外貨の数量を少なくする方法もあります。
通常FX取引の最低取引単位は10,000通貨単位です。
しかし、FX取引業者の中に1,000通貨単位や100通貨単位などの少額取引が利用できる会社が増えてきました。これらの小通貨単位取引を利用すると、レバレッジを高めなくても数百円から数千円の証拠金でFX取引をスタートできます。
高レバレッジ取引は少ない元手で取引できるメリットはあるものの、為替相場が急変動すると証拠金不足が発生し、FX取引業者によるロスカット自動取引が発動し損失が確定してしまうリスクも高まります。
リスクを抑えるにはロスカットが起こりにくいように、余裕を持って証拠金を入金しておくか取引外貨数量の少ないサービスを利用すると良いでしょう。
ここでは、FX初心者でも安心して利用できる
1万円程度からFX取引を始められるFX業者を紹介します。
※各社のサービス内容は変更されることがあります、かならず公式サイトをご確認ください。